この記事では、私が開発しましたGoogleスプレッドシートで動くX自動投稿ツールをご自身の環境で利用できるようになるまでの手順や使い方を説明いたします。
当ツールについて
Twitter APIと連携したGoogleスプレッドシートからSNSの「X」に自動投稿できるツールです。
当ツールにはGoogle Apps Script(以下、「GAS」)というGoogleスプレッドシートやGoogleドキュメントなど、Googleが提供するサービスの自動化や作業効率化を行えるプログラムが組み込まれています。
ツールの操作イメージ
通常投稿、予約投稿、定期投稿が可能です。いずれも画像の投稿は可能です。
ツールからできること
- 通常投稿
- 予約投稿(分単位で設定可能)
- 定期投稿(曜日/時間単位で設定可能)
- 画像投稿(1ポスト4枚まで、「.jpg」、「.png」形式、並び順は画像名の昇順)
予約投稿・定期投稿は合わせて20個まで登録可能です。
ツールからできないこと
- 140文字を超える文章(Twitter APIの仕様上)
- 同日に重複した内容を投稿すること(テキストのみ投稿の場合)
- リポスト
- スレッド投稿(返信投稿)
- 動画投稿
- 複数アカウント管理(スプレッドシートを複製すれば可能です。)
当ツールのご利用対象者
- Xの自動運用を行い、ビジネスや日常・趣味に役立てたい方
- Xのアカウントをお持ちの方
- Googleアカウントをお持ちの方、かつ、Googleドライブのフォルダ作成、Googleスプレッドシートの作成・編集を行える方
- PCをお持ちの方(スマートフォンからはご利用できません。)
- 当ツールの利用規約を守れる方
対象者は上記の通りなので、ツール利用のためのプログラミングは不要です。
コードの解説はしません。
当ツールのご利用規約
以下の注意点に同意の上、当ツールのご利用をお願いいたします。
- 当ツールを利用してのトラブル・損害・損失、アカウント凍結の責任は一切負いません。
- ご利用範囲は個人またはグループに限ります。また当方で定めたご利用範囲内であれば複数アカウント運用のためにスプレッドシートを複製していただいて構いません。
- 当ツールの販売は一切禁止とします。(複製しての販売・改変しての販売等)
当ツールご利用までの事前準備
当ツールのご利用方法
まとめ
Twitter APIの仕様更新により、当ツールが使えなくなる恐れはありますが、キャッチアップも兼ねてできる限り使い続けられるように更新していきたいと思います。
【余談】配布背景(ツール供養)
ふとGoogle Apps Script(以下、GAS)を勉強したいと思い、2024.02からUdemyやネット情報の拾い食いで学習を始めました。そのため、GAS歴は1ヶ月ほどです。(2024.03.02現在)
記述方法がJavaScriptと似ていることもあり、JavaScriptに触れたことのある私にとってはかなり取っ付きやすく、以下のようなちょっとしたツールを作成できるくらいまでには成長しました。
- Twitter API×某アフィリエイトAPIを利用したSNSアフィリエイトツール
- YouTube Data API×YouTube Analytics and Reporting APIを利用した自アカウントの分析ツール
- Twitter API利用したX自動ポストツール
当ツールを販売しようと思いましたが、以下のような懸念点があるので取りやめることにしました。
- 競合が多い。
- Twitter APIの仕様が近々更新されそうなので、すぐに使えなくなる恐れがある。
しかし、「せっかく作ったならば誰かに使っていただきたい」という思いがあるので供養のため無料配布するに至りました。