ツール紹介

瞬時に動画倍速再生、広告スキップもできる!Video Speed Controllerの使い方

Google Chromeの拡張機能である「Video Speed Controller」の導入方法や使い方、オプション設定の解説をします。

Video Speed Controllerとは?

Video Speed Controller」はGoogle Chromeの拡張機能で瞬時に動画再生速度を変更できるツールです。
設定オプションで速度調整間隔の変更も可能です。

YouTubeにも同じ機能はありますが、
再生速度を変えるのに何工程も踏まなければならないため、少し面倒です。
また、速度調整間隔の幅が少しあります。(0.25間隔)

使い方

Chromeウェブストアからインストール

まずはこちらのリンクからインストールしてください。
https://chrome.google.com/webstore/detail/video-speed-controller/nffaoalbilbmmfgbnbgppjihopabppdk

インストール済みの方は飛ばしてください。

「Chromeに追加」を押してください。

Chromeウェブストアの画面

Video Speed Controllerが追加された時の画像

これで「Video Speed Controller」が追加されました!

任意の動画ページでコントローラーラベルの表示確認

何でも良いので動画ページに移ってください。

Windowsの方はCtrl + R、Macの方はcommand + Rでページをリロードしましょう。

動画の左上に「1.00」というコントローラーラベルが出てくるかと思います。
「1.00」は標準スピードを表しています。

もし出てこない場合はブラウザを再起動してみてください。

動画にコントローラーが表示された時の画像

動画再生速度を上げてみよう

ここからは動画再生しながら試してみてください。

「1.00」のラベルにカーソルを合わせると以下のように
コントローラーが表示されます。

動画にコントローラーが表示された時の画像

試しにを2回押してみましょう。「1.20」になりました。
再生速度が1.2倍になりましたね。

動画再生速度が1.2倍速になった時の画像

各種機能一覧

ボタンの機能・ショートカットは以下の通りです。

記号意味ショートカットキー
<<10秒前に戻るZ
再生速度ダウン(-0.1)S
再生速度アップ(+0.1)D
>>10秒先に進むX
×ラベルの表示・非表示V
標準速度にリセットR
好みの速度に変更(デフォルト:1.8)G

例えばDを3回押すと1.3倍速になります。

YouTubeなどのデフォルト機能では
①右下の設定アイコンを押す
②再生速度調整メニューを開く
③調整したい速度を指定する

と、速度調整に何工程も必要ですが、
このツールを入れてショートカットを覚えてしまえば、一瞬で速度調整ができますね。

動画広告でも使える

また、このツールは速度コントロールの効かない動画広告でも利用することができます。

たいして観たくもないYouTube動画広告は「X」キーで10秒スキップすれば、すぐに「広告スキップ」が表示されるでしょう。

さらに、通常動画広告は戻ることができませんが、見逃した箇所があれば「Z」キーで戻ることもできます。

オプションを設定する

設定画面

ブラウザ右上のパズルのようなアイコンをクリックしてください。
インストール済みの拡張機能一覧が出てきます。

Video Speed Controllerの設定変更手順の画像1

「Video Speed Controller」の1番右のアイコンをクリックし、
[Options]を選択してください。

Video Speed Controllerの設定変更手順の画像2

すると、設定画面が出てきます。
ショートカットキーの変更やスピード調整ができます。

Video Speed Controllerの設定変更画面

設定内容は以下の通りです。

Shortcuts(ショートカット)

パラメータ意味ショートカットキーデフォルト値
Show/hide Controllerコントローラーの表示・非表示V設定不可
Decrease speed再生速度ダウンS0.1
Increase speed再生速度アップD0.1
Rewind◯秒戻るZ10
Advance◯秒先に進むX10
Reset speed標準速度にリセットR設定不可
Preferred speed好みの速度に変更G1.8

Other(その他)

パラメータ意味備考
Enableツールをアクティブにするか
Hide controller by defaultデフォルトでコントローラーを非表示にするか
Remember playback speed再生速度を保存するか
Force last saved speedUseful for video players that override the speeds set by VideoSpeed別の動画に遷移した時に、設定した速度を引き継ぐかどうかデフォルトではOFFになっているため、別の動画に遷移した際は標準速度に戻ります。
Work on audioオーディオデータにも設定する
Controller opacityコントローラーの透過度
Sites on which extension is disabled(one per line)この拡張機能を非アクティブにするWebサイトの設定デフォルトではインスタグラムやツイッターなどが設定されています。

設定を変更したら、必ず保存(Save)しましょう!

ページをリロード、またはブラウザ再起動で設定が保存されていることを確認できるかと思います。

まとめ

  1. YouTubeなどの動画再生速度を細かく、瞬時に変更できる
    (ショートカットを覚えると便利!)
  2. 通常コントロールできない動画広告の再生速度も変更できる
  3. 設定を変更することも可能

ボクはこのツールを本当に重宝しています!
観たくない広告を蹴散らしつつ、教育系動画を倍速調整して視聴しています。

ではまた 🙂